【職人の本音】屋根を剥がさない選択。カバー工法で叶える一生モノの屋根
永沼健太 一級技能士
一級建築板金技能士
1. はじめに 〜 カバー工法という選択
永盛板金 施工写真
こんにちは!永盛板金 職人の永沼健太です。
今回は、既存のコロニアル屋根の上から新しい板金屋根を重ねる「カバー工法」の施工を行いました。家の寿命を延ばし、見た目も劇的に変えるこの工法のこだわりをお伝えします。
2. 廃材を出さない。住まいに優しい「重ねる」知恵
カバー工法の最大の利点は、古い屋根を剥がさないこと。解体費用や廃材の処分費を抑えられるだけでなく、工事中の雨漏りリスクも最小限にできます。既存の屋根が断熱材や遮音材の役割も兼ねるため、住みながらにして家の性能を底上げできる合理的な選択です。
3. 横葺き板金が織りなす、端正なシルエット
永盛板金 施工写真
今回採用したのは、落ち着いた黒の横葺き板金です。一段一段、丁寧にはめ込みながら固定していくことで、建物全体に美しいリズムが生まれます。手加工が必要な役物まわりも、一級技能士として徹底的に追求。ただ新しい屋根を載せるのではなく、建物本来の佇まいをより引き立てる仕上がりを目指しました。
4. 「この屋根なら安心だ」と思っていただける誠実な仕事
永盛板金 施工写真
完成した屋根を見上げると、かつてのコロニアル屋根だった面影はなく、まるで新築のような力強さを感じます。見えない下地の処理から、最後の一枚の納まりまで。「この屋根なら安心だ」と思っていただける誠実な仕事を、これからも積み重ねていきたいと思います。
よくあるご質問
Q1. 屋根を重ねることで、重くなりすぎませんか?
A. 板金(ガルバリウム鋼板)は非常に軽量な素材です。既存の屋根と合わせても瓦屋根よりずっと軽いため、耐震性への影響はほとんどありません。
Q2. 屋根の寿命はどのくらい延びますか?
A. 素材や環境にもよりますが、適切な施工を行えば25年〜30年以上の耐久性が期待できます。塗装の塗り替えが必要なくなるのも大きなメリットです。
Q3. どんな屋根でもカバー工法が可能ですか?
A. 既存の屋根下地の劣化が激しい場合は、葺き替えが必要になることもあります。まずは私たちがしっかり現地調査を行い、最適な工法をご提案します。
Q4. 工事中、家に住んだままでも大丈夫ですか?
A. はい、ご在宅のまま工事を進められます。これがカバー工法のもう一つの大きな利点です。既存の屋根を剥がす葺き替え工事では、剥がしている期間は雨漏りリスクと向き合うことになりますが、カバー工法は古い屋根を残したまま新しい屋根を重ねていくため、施工中も住まいが雨水から守られた状態を保てます。トンカチ音などは出ますので、ご家族の在宅状況は事前に打ち合わせさせていただきます。
屋根改修と板金技術、もっと深く知るための三つの視点
カバー工法は「剥がさず重ねる」改修ですが、屋根の改修方法は他にも複数あり、それぞれに最適な選択があります。永盛板金の三人の職人それぞれの視点から、関連する記事をご紹介します。
まとめ:剥がさず重ねるという、合理的で美しい選択
屋根改修というと「全部剥がして新しく葺き直す」イメージを持たれる方が多いのですが、カバー工法という選択肢を知っていただきたいのが今日のいちばんの想いです。廃材を出さず、住みながらにして家の性能を底上げできる── 環境にも家計にも、そしてお住まいになるご家族にも優しい工法です。
ただし、どんな屋根でもカバー工法が最適とは限りません。下地の状態・既存屋根の劣化度合い・建物の構造によっては、葺き替えの方が長期的に安く済む場合もあります。だからこそ、現地調査でお家の状態を丁寧に見極めるところから、私たちの仕事は始まります。1926年から続く永盛板金の現場で大切にしているのは、「この工法が一番ですよ」と最初から決めつけないこと。お家ごとに、一番安心できる選択を一緒に考えていきます。
群馬県太田市・桐生市・伊勢崎市・みどり市で、屋根の劣化や改修方法でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。一級建築板金技能士として、お家にぴったりの一手をご提案します。
株式会社 永盛板金
一級建築板金技能士 永沼健太
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1926年から続く知見と、職人の手仕事で、お住まいをしっかりお守りします。
下記のLINEまたはお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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