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【職人が教える】スタイリッシュで地震に強い!金属屋根の王道「横葺き」を選ぶメリットとオススメする理由

【職人が教える】スタイリッシュで地震に強い!金属屋根の王道「横葺き」を選ぶメリットとオススメする理由

永沼健太 一級技能士

永沼 健太(Kenta Naganuma)

一級建築板金技能士

整然と施工された横葺き金属屋根

施工中の横葺き屋根。下から上へと精密に噛み合わせながら、美しい水平のラインを創り上げていきます。

こんにちは!永盛板金 職人の永沼健太です。

新築だけでなく、既存の屋根の上から新しい屋根を重ねる「カバー工法」の現場でも、今圧倒的な人気を誇っているのがガルバリウム鋼板をはじめとする金属製の屋根材です。その中でも、地面に対して水平に細かく鋼板を葺き上げていく「横葺き(よこぶき)」は、一般住宅の美観と機能を両立させる王道の工法と言えます。

今回は、なぜ私たち板金職人が横葺きの屋根をおすすめするのか、そのメリットと住まいにもたらす価値について職人の目線から分かりやすくご紹介します。

1. 住まいを引き締める、洗練された高い「デザイン性」

横葺きの一番の魅力は、その優れたデザイン性にあります。もう一つの主流である「縦葺き(たてぶき)」がシャープで倉庫や工場、ミニマルな現代建築に向いているのに対し、横葺きは伝統的な日本家屋から洋風のモダン住宅、アーバンスタイルまで、どんな外観にも美しく調和します。

均一に刻まれる水平のラインが適度な立体感(陰影)を生み出し、家全体をどっしりと落ち着いた、品格のある佇まいに仕上げてくれます。

2. 万が一の大震災でも安心。お家を守るトップクラスの「軽さ」

近年、地震への備えとして屋根の軽量化を希望される施主様が急増しています。瓦屋根の重さと比べると、横葺きに用いられる金属屋根の重量は約10分の1から大体12分の1程度と驚くほど軽量です。

屋根が軽くなると建物の重心が下がるため、地震時の建物の揺れ幅を劇的に抑えることができます。これにより柱や梁(はり)への負担を減らし、大切な我が家の倒壊リスクを減らすことへ繋がります。

職人が1枚ずつ丁寧に固定している様子

広大な面積を葺き上げていく様子。1枚ずつビスや釘で下地に強固に固定していくため、台風などの強風で飛散する心配も極めて低いです。

3. ガルバリウム鋼板×横葺きがもたらす圧倒的な「耐久性」と「断熱・遮音性」

現在の横葺き材はサビに非常に強い「ガルバリウム鋼板」や、さらに進化した「次世代ガルバリウム鋼板(SGL)」が使われています。これらは耐食性が非常に高く、適切な時期に適切なメンテナンスを行えば、30年近く長持ちさせることも夢ではありません。

また、「金属屋根は雨音が響いたり、夏場に暑くなったりしませんか?」という質問をよく受けますが、現在の主流である製品は、鋼板の裏側に断熱材(ポリウレタンフォーム等)が一体化しています。これにより、太陽の熱線を遮り、雨音を効率的に吸収してくれるため、一年中静かで快適な室内環境を維持してくれます。

よくあるご質問

Q1. 横葺きはどんな傾斜(勾配)の屋根でも施工できますか?

A. 横葺きは雨水を水平方向の継ぎ目で受け流す構造上、一定以上の傾斜(一般的に2.5寸〜3寸勾配以上)が必要です。屋根の傾斜が非常に緩やかな場合は、水はけを最優先させる「縦葺き」をおすすめするケースもあります。現地の状態を見て最適な工法をご提案します。

Q2. スレート屋根から横葺きの金属屋根にカバー工法することはできますか?

A. はい、相性が抜群に良いです!既存のコロニアルやカラーベストといったスレート屋根を剥がさず、その上からルーフィング(防水シート)を敷き、横葺きを重ねる工事は、コスト面・工期面ともに優れており大人気のメニューとなっています。

Q3. 縦葺きと横葺きでは、どちらの方が費用がかかりますか?

A. 材料の特性や現場での加工の手間を比較すると、横葺きの方が少しだけ割高になる傾向があります。ただし、その分パーツが細かく分かれていて美しいデザイン性を持たせられること、断熱材一体型などの高機能製品が選べることなど、費用に見合うだけの多くのメリットがあります。

Q4. 横葺き屋根の色やデザインは、どんなバリエーションがありますか?

A. メーカーや製品によりますが、定番のブラック・チャコール・シルバーから、ブラウン系、グリーン系、ネイビー系まで20色以上から選べる製品が一般的です。リブ(段差)の高さやピッチも、フラットでミニマル寄りのものから、立体感を強調したシャープなものまで幅広く揃います。外壁との相性が重要なので、私たちは現地で外壁の色味と質感を確認した上で、サンプル板を屋外光の下で見ていただいてからお決めいただいています。

金属屋根リフォームをさらに知るための三つの視点

横葺き屋根は、ただスタイリッシュなだけでなく、確実な雨仕舞いがあって初めてその性能を100%発揮します。メンテナンスや素材選びに役立つ、永盛板金の職人それぞれの視点による記事もぜひあわせてお読みください。

まとめ:見栄えも性能も妥協したくない方への最適解

屋根は、ただ雨風をしのぐためだけの場所ではありません。大切な家の一部として、遠くから見上げたときに「やっぱり我が家が一番だな」と思えるような美しさや安心感を持たせることが大切だと私たちは考えています。

群馬県太田市・桐生市・伊勢崎市・みどり市周辺で、スレート屋根のひび割れやトタン屋根のサビにお悩みの方、横葺き金属屋根へのカバー工法やリフォームをご検討中の方は、ぜひ一度永盛板金にご相談ください。1926年から受け継いできた確かな知恵と最新の板金加工で、住まいの未来を強固に支えます。

永沼健太 一級技能士

株式株式会社永盛板金
一級建築板金技能士 永沼 健太

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